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本当はこの世界に欠点なんて存在しない。のだめカンタービレを再読してそんな風に思った話。

こんにちは!猫山田です♡

 

先日、私が大好きな二ノ宮知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」の最新巻がでたので

久しぶりに「七つ屋…」の世界観にどっぷりハマってうっとりしていました♡

(私もタカさんと顕ちゃんに囲まれて生きたい♡)

 

読み終わってしまったので、久しぶりに「のだめカンタービレ」を読み始めたら

これまた「のだめ」にどっぷり…✨

 

「七つ屋…」が大好きすぎるので、二ノ宮先生が本領発揮するのは

ちょっぴりサスペンス要素の入ったこんな作品だなー、なんて素人が勝手に思っていたのですが

久しぶりに「のだめカンタービレ」を呼んだら、そんなことは言えなくなりました。笑

 

全作品がイイ!

漫画の神様!!

イケメンの神!

 

 

そして最近は漫画を読むのと同じくらい

自分とのセルフトークや潜在意識の世界にどっぷりだということもあって

前に読んだ時とはまた違ったメッセージを受け取りながら、のだめの世界を楽しんでいます♪

(まぁ、歳をとったからというのもある…)

 

二ノ宮知子先生の作品の魅力はもう言い尽くせないほどたくさんあるけど…

今回読み返して1番感じているのはやっぱり

登場する全てのキャラクターが魅力的✨というところ。

 

全ての登場人物に個性があって

そのキャラのどういうところが面白くて

どういう一生懸命さがあって

どういう可愛さがあって

どんな風に魅力的なのか…

 

というのを、全てのキャラクターに対して語れそうで、

全てのキャラクターに愛をもってしまうような感じ。

 

アイドルを箱推しするような感覚ですかね。笑

 

 

逃げたい時は、自分の気持ちが戻ってくるまで全力で逃げまくるのだめとか

親バカがすぎる峰くんパパとか

バイオリン弾けないのにバイオリンの名器を収集している桜ちゃんパパとか

文化祭の峰くんのコスチュームにニコレット出してくるマキちゃんとか

千秋のコスプレって言われてさらに真澄ちゃんにボロクソに言われちゃう大河内くんとか

子供みたいに自由なシュトレーゼマンとか

どっちが多く食べたかを見逃さずに0.5ユーロまできっちり請求したり、ご飯奢るって言われたらコロッと態度が変わるユンロンとか

ルイのブーツ履こうとしたりしれっとコート着て帰ろうとするルイのママとか

のだめと千秋がいい雰囲気の時にロマンティックなBGMを演奏し始めてみるピアノの調律師さんとか

いつも完璧でも父親にいいとこ見せようとしてペースを乱してしまう千秋とか

太っていてオペラの役がもらいにくいから自分の歌劇団を作ってしまう菅沼さんとか…

 

 

一見、欠点や弱さのようにも見えるところこそが、その人の個性で

その個性こそが、その人がその人だと感じさせてくれるポイントになっていて

 

欠点=個性=魅力=愛しい!!!

 

そんな風に、人間の全てを愛しく思えるようにキャラクターを描いているなぁと、

改めて再読してとても感じました。

 

あの人は

こういう人で、こんなところもあんなところもある人で…

だからこそあの人なんだと思えて

だからこそ愛しいと思える

 

 

今私はすごく自分と向き合っていて

少しずつ自分責めや自己否定を手放しているところなんです。

 

「ありのままの私で愛されたい」と私が望んだから

今この自分責めや自己否定と向き合って

私自身がありのままの私を肯定していく

というのを今やっているけど

 

時々ふと

「ありのままの私で愛されたい」というのは、本当に私が望んでることなんだろうか?

なんて思うこともあったんですよね。

 

 

とことん完璧に素敵な私を作り上げていくことが私の幸せであってもいいし

自分の欠点を許さない厳しい人のまま愛されてる人だってたくさんいるしね。

とことんカッコつけな私で愛されてもいいんだし。

 

 

今やっている

自分の欠点を受け入れる!

みたいなのは、必要なのかなぁ?

なんて思うときがあったんだけど

 

久しぶりに「のだめカンタービレ」を読んだら

それぞれの個性に感じる魅力や

それぞれの個性に感じる愛しさに溢れていて

 

あぁ、私はやっぱり私の中にこういう

私だからこその魅力や愛しさを見つけていきたいんだなぁ。

私の欠点すらも丸ごと愛しいと思える私になりたいんだなぁ。

だからこそ、作品の魅力としてそういう部分を受け取っているんだなと思いました。

 

 

欠点を直さなきゃ愛されない!

もっと素敵な人にならなきゃ愛されない!

そんな風に何十年も苦しんできたと思うんだけど

 

欠点もあっていいし

今まで自分の欠点だと思ってきたところを

欠点=個性=魅力=愛しい!!!

として発揮させていってもいいんだなぁと。

 

 

もっと言えば、

私がどんなに自分の欠点を許せなくても

欠点を許せないのも私の個性として発揮してもいいし

自分責めも自己否定も私の個性=魅力として、そのまま愛されてもいい。

 

本当に、全部まるっとこのまま私の魅力にしてもいいんだなぁ。

なんて、そんなふうに思いました。

 

 

やー、やっぱり漫画は素晴らしいよね。

今まで、漫画ばっかり読んでダラダラ時間を消費してる自分の行動に罪悪感があったけど

漫画ばっかり読んでたって人は成長できるんだな♡

♡今もなお愛され続けている「のだめカンタービレ」はとっても面白いので本当におすすめ!

♡七つ屋志のぶの宝石匣もめっちゃ面白いです!のだめしか知らない人にもぜひ読んでほしい!